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8月8日、オ リンピックが終わりました。私にはかなり長くて退屈で、何を言いたいのかよくわからなかった閉会式で、色々批判もある ようですが、オリンピック強行開催がよかったのかどうかは、これからまだ時が経たないときちんとした評価は定まらないと思います。でもコ ロナ禍の中、国 民の過半数が反対している中で、IOCと東京都、日本政府がどうしてもやると言ったのですから、強行開催とは言えると思います。「ぶったくり男爵」と呼ばれたバッ ハ会長ですが、ふとIOCの商業主義はいつ頃から定着したのだろうと思ったら、そうだ昔、サラマンチ氏が会長だった時期があったと思い、 調べて見たら、まさにこのサラマンチ氏(1980年から2001年まで会長)が五輪の商業化、拡大化の張本人でした。 バッハ会長は、当 時赤字続きでオリンピックが消滅の危機に陥っていた時に、 放映権、スポンサーシステムの導入、 プロ選手の解禁などを実現することで、オリンピックの財政健全化を図り、オリンピックを救ったのでした。さらにそれを 超えてオリンピックはまさに「金の成る木」になったのです。けれども商業主義の肥大は、経費の高騰、権力の拡大、オリンピック招致のため の賄賂という影も生みました。金が第一、勝利が第一主義がはびこり、ドーピング問題も生まれました。けれどもバッハ会長は同時に、五輪ア ジェンダ2020を定めたり、開催都市の負担軽減に努力したり、追加種目の採用、男女平等の推進、史上初の難民選手団の結成などにも力を 入れています。莫大な放映権料とスポンサーの協賛費は逆らえない魅力には違いないでしょうが、もう少し公平な分け方、あるいはもう少し本 来のオリンピックの考え方による構造変えはできないものでしょうか。 浄化の力にも出て来て欲しい、そんなことを考えたオリンピックでした。
でも感染者数が突然恐ろしい勢いで増えています。検査はどうなっているのでしょうか? 例えば抗原検査陰性証明書、ワクチン接種証 明書を見せないと飲食店に入れない、劇場に入れないといったルールはないのでしょうか? どうやって感染者数を食い止めるつもりなのか、 どんな対策を出すのか、関心を持って見守っています。
2021年07月11日(日)助っ人さんに来てもらいました!
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